青木幸太/カタリヤ

他愛もない与太話を

僕の夢

私を知る方も知らぬ方もお久しぶりです。京都・シンガーソングライター、青木幸太です。今回はタイトル通り、珍しくキラキラしたことを書こうと思います。

 

音楽やってて最近僕の夢とか目標とかが少しずつ見えてくるようになりました。「遅い!」って感じではありますがね。そんな夢と目標が大きく3つぐらいあるのでそのお話でもさせてください。

 

大きな夢の話からしましょう。僕の最終的な夢は「僕自身を救うこと」なんです。自己中な夢ですよ。しかもその夢を果たすためには自分以外の誰かを救わなきゃいけないと思ってる。本当に利己的だなと思います。自分のために誰かを救うとして、その程度の心意気で誰が救えるというのでしょうか、あさましさすら覚えます。

中くらいの夢はね、「旅するシンガーソングライター」になりたいってとこかな。憧れの人たちの影響が強いからだと思うんですが、もっといろんな世界を見てみたい。今いる「京都」の地も大切にしなきゃいけないけど、ここだけじゃ見ることのできない世界がありそうな気がしてる。その「世界」を見ることができるように修練積まないとね。

最後に小さいけど規模は大きな夢の話。僕の作った曲に『憧れた日常』(

youtu.be

)があるんだけどね、ざっと数えただけで30~40組くらいのアーティストを歌詞に織り込んだ。それでこのアーティストたちを呼べるだけ呼んで音楽フェスをやってみたい。フェスのタイトルは曲のタイトルそのままで。とまあ、有名なフェスを観に行ったこともなければ、誰かのフェスに呼ばれたこともない、いわば「フェス初心者」の僕がこんなこと考えてるもんだから無茶苦茶である。それでもやってみたいな、遅くても4年後くらいにはさ。

 

最近はまあ例のウイルスの件もあって決して明るくない社会情勢だけどさ、こんな時こそ希望に満ちたキラキラを探したりとかどデカい夢を語ったりとかが必要だと思うんですよ。できる、できないなんてのは今から考えることじゃない。少しずつ前向きに、いいことがあると信じてみようよ。

何故、私は他人を傷つけてはならないのか

僕を知る方も知らぬ方もこんばんは。京都のシンガーソングライター、青木幸太です。別にTwitterで済ませても良かったのですが、長くなりそうだったので久しく書いていないこちらにて、つらつらと書き連ねようと思います。

 

半年ぐらい前ですかね、「お前は無意識に他人を傷つけてる」って言われまして。それ以来ずっと心の中に引っかかっている疑問があって、それは「何故、私は他人を傷つけてはならないのか?」という疑問。

 

疑問というよりかは怒りの方が強いのかな。

 

過去のことを引き合いに出すのも野暮な話ですが、どちらかと言えば私は傷つけられることが多かったような気がしていて、そのせいで大抵の誹謗中傷には慣れているのですが、そこそこ「自分」というものも犠牲にしてきたつもりです。はっきり言って、これ以上「犠牲にできる自分」はないわけです。仮にあったとしても、限られた他人のためのぶんしかないわけです。

 

もう少し恨み節っぽく言うなら、「あのとき僕は傷つけられて、誰も守ってくれなかったのに、何故、あなたは守ってもらえるの?」ってところですかね。

 

大好きなあのバンドのあの曲、あのときの、そして今の僕の気持ちをそのまま言葉にしてくれてる。

 

つまるところ、半年前から抱えてる疑問は今も抱えたままです。

 

もうこれ以上書くと乱文にすらならないから、今日はここまで。いつか、また、どこかでお会いしましょう。

20190130wed. 談話室vol.1

僕を知っている方も知らない方もこんにちは。京都でシンガーソングライターをやっている青木幸太、二つ名をすくい歌人と言います。前回は2018年のまとめをしました。

今回は先日開催いたしました自主企画『談話室vol.1』について日記的な形で開催に至るまでとその感想を述べていきたいなと思います。

 

 

今回出演した頂いた方々について

 今回出演していただいたのは、大阪からMiFuさん(Twitter@MiFu0321)、東京で出会ったヒロムンさん(Twitter@hiromun1412)、初対面の谷澤ウッドストックさん(Twitter@woodstock_dayo)、同じ京都の灯橙あかさん(Twitter@toodai_Aka81)三でした。初対面の谷澤さんを除けば、幾度か共演をさせていただいた中でも特にこの人とまた共演したいと思った方々にオファーをかけさせてもらいました。終演後に写真撮ったらよかったなぁって思いました。

 

以下、僭越ながらではありますが、共演者さんたちへの一言です。

MiFUさん・・・通奏低音の音楽が僕は好きです。共演ありがとうございました。

谷澤ウッドストックさん・・・共演ありがとうございました、これからもよろしくお願いいたします。

ヒロムンさん・・・勝手に東京の盟友だと思っています。また2月にお会いしましょう。共演ありがとうございました。

灯橙あかさん・・・勝手にライバルだと思っています。悩んでる中で共演していただきありがとうございました。

 

もうね、本当にありがとうしか出てこないんですよね。僕自身が連絡無精なこともあって割と告知の面とかでご迷惑かけさせてしまったなと思うわけであります。連絡が遅々として進まない中での共演本当にありがとうございました。

 

 

自主企画タイトル『談話室』に込められた意味

ライブ中のMCで一通り話しましたが今回の企画タイトル、談話室。最初は『宣戦布告』にしようと思ってました。ただ、こう、なんか違うなと思ったわけですよ。僕は戦争とか喧嘩とかは1 on 1が普通だと思ってるから、共演者4人も呼んだらどう考えても1 on 1にはならないなと感じました。じゃあ、別のタイトルを考え始めたときに「どんな企画にしたいのか?」ってとこにたどり着いて、そこを考えていくうちに「それぞれの人生が一点で交じり合い、また分かれる場所にしたい」と相成ったわけです。じゃあ、なぜそれが「談話室」につながるのかっていうと、僕はもう一歩踏み込みたくて。k露絵は単純に僕のエゴなんですが「分かれっぱなし」も嫌で。あの日出会った人たちにまた会えるように、僕自身やあの日出会った人たちがいつでもまたここに帰ってこれるように、そんな居場所を作りたい、そんな意味を込めて『談話室』が生まれました。

 

 

一夜明けて

ぶっちゃけて言うと、自分の問題点を浮き彫りにできたのが成功だったなと思います。告知は遅いし、人によっては仕事が忙しい週のど真ん中だし、そもそも僕に興味を持ってくれてる人間全員に声掛けできていないし、などなど挙げればキリがないわけですが、これ全部目に見えたのが今回の一番の収穫だったなと思うわけです。そしてこの結果が次のモチベーションを作ってくれました。2019年5月、必ずやりましょう、やって魅せましょう、『談話室vol.2』を開催します。例によって例の如く、詳細はこれから決めていくことになりますが、まずは、情報の第1次解禁は2019年2月9日に行います。楽しみしていてください。

 

 

最後に

この場を借りて、少ないながらも来てくださった観客の皆さま、本当にありがとうございました。中には終演後に駆けつけてくださった方もいらっしゃって本当に嬉しかったです。また、いつでも、ここに、談話室に帰ってきてください。

 

またいつか、どこかで、お会いしましょう。

通りすがりのシンガーソングライター、2018

僕を知っている人も知らない人もこんばんは。京都でシンガーソングライターをやっている青木幸太、二つ名をすくい歌人と言います。実に1ヶ月ぶりの投稿です。まだまだ12月も中旬ではありますが、年越しの足音が聞こえてきましたね。僕はつい先日に2018年のラストライブも終えました。

 

と言うことで、少し早いですが2018年の音楽的総まとめでもやろうかと思います。

 

 

2018、春、歌い出す

それまで通っていた大学を卒業し、「学生」という身分を離れて本格的にシンガーソングライターとしての活動を始めていきました。その1本目のライブ終演後がこちら↓

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初のKYOTO ROOTER×2でありながらも、すごく居心地が良かった印象が今でも強いライブでした。またどこかで出会いたいなぁって思える人たちばっかりです。そんなこんなで幸先の良いスタートを切ることができました。これ以降、KYOTO ROOTER×2をはじめ、京都VOXhall十八番でも月に1回ずつくらいにお世話になるようになりました。

 

 

2018、夏、東京の人と出会い東京へ

幸先の良いスタートを切った3ヶ月後、VOXhallで縁あって東京で活動されているシンガーソングライターさん達と知り合いました。f:id:K_A_SSW:20181215014438j:image

この時来ていたのは、新宿FATEから長澤明日香さん、初見爽花さん、星はるきさんの3名と新宿FATEの店長ウラさん。終演後は僕自身の東京行きがすぐに決まり、このライブからわずか2ヶ月後の8月には初の東京ライブに挑みました。東京でのライブ後には12月に再び東京に呼んでいただくことにも相成りました。

 

さらに、この時期、僕自身も新しく仲間を迎えます。それがこちら↓

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それまで愛機として使っていたアコギ(左側)が世代交代になりました。

大きな動きがあった2018夏、本当に内容濃い夏になりました。

 

 

2018、秋、新たな試み

この1年のうちに知り、以来、飽きることなく聴き続けているバンドの影響であるエフェクトを使い始めるようになりました。音を聴いてもらえないのが非常に残念ですがこちら↓

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この機種のshimmerという一種のリバーブエフェクトを使うようになり始めました。これに伴ってコーラスとかディレイとかのエフェクトも含めたエフェクターボードがライブで使われるようになりました。最近では不必要説も上がっていて、未だに研究途中です。

 

11月にはダブルヘッダーライブも無事に果たし、少しずつ「歌うための力」が伸びているのも感じました。

 

2018、冬、再び東京へ

夏にご一緒させてもらったヒロムンさんの企画『ヒロムンのムンムンナイト』に呼んでいただき、再び東京は新宿FATEのステージに立ちました。ここで出会った人が意外と関西経験者の方々でなぜか関西の話題で盛り上がりました。ウラさんにも少し褒めてもらえたし、また東京に行く予定も立ったしで良いことずくめでした。カプセルホテルでギターとボードに挟まれて寝る経験もしました。

 

2019、飛躍の年に

2018年、総制作楽曲数はちゃんと数えてませんが多分40曲ぐらいです。ライブで出したのはその内7,8曲くらいです。ただ、歌いたいこと、それをどうやって歌っていくのかも見え始めて、総じて悪くない状態で2018年を終えられそうです。

 

さてさて、2019年は早速1月に自主企画も控えていますし、これを機に大きく飛躍成長できる年にしたいです。自主企画を不定期でしたいし、何よりちゃんとしたCDを作りたいです。それも、ゆっくり練っていくので情報は逐一チェックしていただければなと思ってます。

 

最後に自主企画の現時点での確定内容のお知らせとここ最近の自分の推し曲を紹介してお別れにしたいと思います。

またいつか、どこかでお会いしましょう。

 

自慢にならない話 / 青木幸太

https://youtu.be/BC_D4LhwDPU

 

「頑張ること」

僕を知ってる方も知らない方もこんばんは。京都でシンガーソングライターをやっている青木幸太、二つ名をすくい歌人と言います。

 

今回は、僕の楽曲『パトローナスの罪』(後日、Youtubeに投稿予定です。今しばしお待ちを。)から「頑張ること」について考えていこうかと思います。

 

その前に皆さん、「パトローナス」って聞いてピンと来ますかね? 来る人はもうご存知かもしれませんが、かの名作『ハリーポッター』シリーズに出てくる守護霊のことです。(初出は3巻だったと思います)この守護霊は、いわゆる「悲しみ」や「絶望」といったマイナスな感情を感じることのできない霊体で、人間の不幸や悲しみを糧とする魔法生物「吸魂鬼(ディメンター)」への対抗にもなります。。『パトローナスの罪』はここから着想を得て生まれた曲です。

 

きっかけは友人に「お前ってほんとポジティブよな、お前みたいなメンタル欲しいわ」って言われたことです。それを聞いたとき「なんや、わし、ただのパトローナスやんけ」と思ったのが正直な感想です。(自画自賛のしすぎ)

 

ただ、その感想を抱いたのと同時に、「すくい歌人」として、改めて「誰かを救うというのはどういうことなのか」を考えました。この世には誰かを救ったり、励ましたりする曲が数多ある中で、それらとどう一線を画して、誰かを救ったり、励ましたりする曲を作っていくのかを考えるきっかけになったと言ってもいいでしょう。

 

これに対する、僕の一つの結論は「罪」でした。誰かに「頑張れ」とか「諦めんな」って言うのはとても簡単だけれど、それは壊れかけてる人をさらに壊し得るものでもあると、そして、本当に壊してしまったら、それは僕が殺したも同然だと思うのです。これを「罪」と言わずしてなんと言うのでしょう。だから、僕は気安く「頑張れ」なんて言えないのです。

 

さて長くなりましたが、ここからが本題、というか僕の勝手なお願いです。

 

僕の友人の多くは日々、過酷な業務についている者が多く、身体や心を壊しかけている者もいます。僕には決してできないことです。だからこそ頑張ってほしい反面、自分を大事にしてほしいと思う気持ちもあります。

 

どんな世界にいたって「頑張ること」がとかく美徳とされがちですが、身体や心を壊すほどまで頑張らなくてはダメなのでしょうか? 壊れてしまったら頑張った甲斐もなくなるじゃないですか。だから、どうか、自分を大事にしてください。僕からのお願いです。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

思い出話

僕を知ってる方も知らない方もこんばんは。京都でシンガーソングライターをやっている青木幸太、二つ名をすくい歌人と言います。

 

今回は、少しだけ僕の昔話でもしようかと思います。

 

音楽をやってると何かと初対面の人と話すことが多く、その中でよく尋ねられるのが「ずっと音楽やってらっしゃるんですか?」というものです。僕が音楽やってるのは正直に言えば、まだまだ5年ほどです。ライブハウスなんかでコンスタントに出演するようになったのはここ半年ほどの話です。

 

じゃそれまでは何をやっていたのかという話をすると、これがよく驚かれて、僕は長いこと(幼稚園の年長から高校3年生までなので10年ほどですかね)サッカーをやっていました。レギュラーメンバーはおろか補欠ベンチにすら入れないような弱小選手でした。中学生の頃は、あまりにも下手すぎて、後輩に馬鹿にされるなんて日常茶飯事のことでした。

 

今なら、中学生だからそんなのは「まぁよくあること」と思えるのですが、当時は意外とキツく思うところもあったし、中学校卒業したらサッカーはやらないだろうなと決めていました。はっきり言って、サッカーをすること自体が苦痛だったんだろなと思います。

 

ところが、なぜか高校でも迷った末にサッカーをすることに決め、結果も中学生の頃と似たようなものに終わりました。そうなるのも多分分かってたと思います。

 

自分にとって報われない結果になると分かっていてなぜ続けたのか、改めて考えると、今の僕に通ずるものが少し見えてくるようにも思えてきます。今の僕が、歌が好きだから歌うように、当時の僕はサッカーが好きだからサッカーやってたんだろうなと思います。結局「続ける理由」は「好きだから」ということに帰結するんだろうなと思います。

 

あとは、心のどこかで「辞めることは逃げること」という意識があったんだと思います。そして「逃げるのは弱いやつのすること、僕は弱いやつになりたくなんかない」と思っていた(今は自分に対してのみ思います。他人に対してこんなことは口が裂けても言えません。)のでなかなか辞められなかったのかもしれません。

 

好きだから続ける、弱いやつになんかなりたくない、それだけのことでここまで続けてきたのかもしれません。

 

サッカーは続けても結果出せなかったからこそ、音楽においてはなにがしかの結果を残したいと切に思う今日この頃です。日々修行、日々精進です。

 

長々とお付き合いありがとうございました。

 

あの日寄せられた質問

僕を知っている人も知らない人もこんばんは、京都でシンガーソングライターをやっている青木幸太、二つ名をすくい歌人というものです。

 

以前、質問箱ってやつが流行ってましたよね。僕も少しやってたんですが、今回はそのとき寄せられた質問で、特にキツく刺さった、2つの質問から改めて「僕にとっての歌うこと」を考え直してみたいと思います。

 

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去年の12月頃、僕が質問箱を初めたばかりの頃に寄せられたものです。僕がどのように答えたのかは僕のTwitterを参照してください。

 

今でも見返してみると、慣れっことは言え、かなりキツイ言葉ぶつけられてるなと思います。

 

今でこそ歌うのは辞められませんが、僕だって「歌うのを辞めよう」と思ったことはあります(僕をよく知っている人には驚かれそうですが)。

 

大学3年生の春から夏頃だったと思います。歌は全然上手くならないし、当時カバーしていた曲の歌詞は何度練習しても(今思えば全然足りない)全然覚えられないしで、はっきり言って歌うのが苦しい気持ちでした。ボーカリストとしてある種の挫折を感じていました。

 

そんな気持ちを抱えながら夏を迎え、部活でのライブは結局、諸々の事情があって歌うことはありませんでした。

 

そこから何故また歌うようになったのか、理由は定かではありませんが、今では音楽の世界に足を突っ込むまでに至っています。

 

結局のところ、僕は「歌うことが好きなんだろうなぁ」って思います。難しい理屈は一旦横に置いておくとして、「歌い続けていたい」と思えるほど好きなんだろうなと思います。この「好き」という気持ちに嘘をつきたくないのでこれだけは言っておこうと思います。あの日怖くて言えなかったことです。

 

「歌上手くないからやめたほうがよくないですか?」

−じゃあ、僕の代わりに歌ってよ、僕が作る音楽、僕より上手に表現してください、僕から生まれる表現は全部僕のものだけどさ。

 

「人に不快感を与えるなら人前に出るべきではないと思う。Youtubeくらいなら許すけど。」

−何が不快で何が快なんて誰にも分かんねぇよ、僕はあなたに許されたくて音楽やってるわけじゃない、きっとあなたも本気で言ってるわけじゃないと思うけどさ。

 

もちろん間違ってないと思います。僕は決して上手なシンガーではないですし、仮にどんなに上手だったとしても誰かは僕の歌を聴いて不快な気持ちになります。

 

匿名だからこそぶつけられた質問であり、匿名だからこそ僕自身も不快に感じた質問でしたが、僕自身「歌うことが好き」とはっきり自覚できましたし、結果的に良かったのかもしれません。だからこの場でお礼を言いたいと思います。

 

「ありがとうございました」

 

では、また、いつか、どこかで、お会いしましょう。