青木幸太/カタリヤ

他愛もない与太話を

朝焼けのベランダ/月の部屋/夕焼けの玄関口

僕を知ってる方も知らない方もこんばんは。

今回は一挙に3曲紹介しようかなと思います。

 

1曲目は知ってる方も多いであろう『朝焼けのベランダ』。フジファブリックの『虹』に似ているそうです。

 

この曲が生まれたのはちょうど2年前。時期は元カノ(僕にもいたことがあるんですねえ!)と別れ、それはまあ、たいそう落ち込んでるときに、鬱屈とした気分からなんとか自分で立ち直ろうとして生まれた曲です。

それもあってすごく前向きに聞こえる曲です。ただ、当時から僕は口が裂けても他人に「頑張れ」とは言えなかったみたいなので、結局誰かに向けたメッセージソングとかそう言うわけではありません。ただ自分に向けた曲です。

 

ただそんな曲でも好きって言ってくれる人がいるのが嬉しく思えます。そんな人たちがいてくれるから、今でも僕のライブの切り札的な曲です。

 

しかもこの曲、タイトルをつけるのにもあまり時間がかからなかったような気がします。なぜか頭に染み付いていたCHAGE and ASKAの『モーニングムーン』のワンフレーズがそのままタイトルになりました。

 

2曲目は『月の部屋』。はっきり言います。ライブでやったことありません。それ故に未発表の作品です。

 

この曲は『朝焼けのベランダ』よりも少し早く完成してました。すごく対照的な曲で、前向きにならず、ただ当時の自分の鬱屈とした感情をそのままに歌った歌です。いつかやれたらなと思って結局やらないままにしている曲です。『朝焼けのベランダ』の影に隠れてしまって、誰も知らない、僕だけが知ってる曲です。

 

最後の曲は『夕焼けの玄関口』。生まれたのはつい最近の出来事です。やけに眩しくて綺麗な夕焼けを見て、今でこそ綺麗だと少しは思えるけど、2年前の僕はこの景色を綺麗だと思えたのかなと疑問に感じて書きました。

 

この曲もどちらかと言えば『月の部屋』に似ています。まあ、『朝焼けのベランダ』なの対照曲として作ったので当たり前ですね。

ただ結局のところ、あの日の僕の感情を思い出せるのは、未だに失恋の傷が癒えていないからかもしれません。

 

あまり触りたくない傷跡に触って生まれた曲をぜひ聴いて欲しいと思う今日この頃です。もし少しでも聴いて見たい方がいらっしゃれば、ライブに足をお運びいただけたらなと思います。ライブ詳細はHPを参考にしていただければと思います。

 

では、また、どこかでお会いしましょう。